エクセルの関数や
式が入力されたセルをコピーして、
他のセルに貼り付けた場合に
値が変わり、
元のデータとはちがうデータが
表示される場合があります。

この場合は、
式を削除してしまい、
データのみ貼り付ける方法を使います。

例えば、
売上数がSUM関数を使い
表示されているとしたら、
他のセルにコピーして張り付けると、
SUMの指定範囲が変化していまい、
データが変わります。

エクセルの画像で説明します。

図のように、
そのデータがある
範囲をマウスで選択して、
右クリックします。

エクセル2007などでデータのみコピー

表示されたメニューの
「コピー」をクリックして
 コピーします。

最新版のエクセルでは
 貼り付けの選択で
「貼り付けオプション」が表示されるので、
 そのリストのメニューから
「値と元の書式」をクリックして完了です。

下の図が表示されたら、
「貼り付け」のチェックが
「すべて」になっていますので
「値」にチェックを変更します。
(赤丸してあるところ)

エクセルの値のみ貼り付け

「OK」ボタンをクリックすると、
 関数が削除されて
 データのみ貼り付けが完了です。

エクセルで
この方法を使った応用を紹介します。

例えば、
日にちを自動表示する関数
「=TODAY()」を
見積書などに使用したとして
見積もり作成直後に
印刷を実行する場合には便利ですが、
元のデータとして保存する場合や
翌日印刷する場合は、
日にちが変わってしまい不便です。

今回説明した方法でコピーする
セルと貼り付けるセルが同じでも
結果は同じですので、
この方法で
「=TODAY()」関数の入ったセルに
実行し別名で保存すれば、
数日後に開いても作成日は変わりません。

ただし、日にちだけ変更するのなら、
手入力で書き換えた方が早いので、
エクセルのマクロを使い、
ボタンひとつで変更できるようにすると便利です。

ここから先は マクロのページで説明します。


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