この方法は数式バーで関数の入力方法を変えるだけなので
エクセルのバージョンに関わらず同じ方法で解決できます。

関数の挿入から実行する場合も戸惑うことはあまりないと思います。

IF関数の未入力セルエラー対策

上の図はマイクロソフトのエクセルの値で、
テストの点数が70点以上なら「合格」で
それより下は不合格と表示するための関数を使用した例です。
図の上と下の表を見比べてください。

どちらも同じ表ですが、
上の表は点数が未入力であるのに判定は不合格となっています。

下の表はその部分を修正して、
データが未入力の場合に何も表示しないようにしたものです。

エクセルの関数は判定の結果が表示されるセルに
=IF(D2>=70,”合格”,”不合格”)と入力しています。

D2のセルに70以上の数字が入力された場合は
E2の判定結果を表示するセルに合格と表示します。

D2のセルに70より少ない数字が入力された場合は
E2の判定結果を表示するセルに不合格と表示します。

しかしこのままでは、
E2のセルが未入力であった場合はエラーを表示します。

この解決方法として次のようにIF関数に複数条件を付け加え
空白では空白を表示し、
数値があれば合格か不合格を判断して、どちらかを表示します。

=IF(D1=””,””,IF(D1>=70,”合格”,”不合格”))

違いは()内の関数の条件はそのまま残し、
()の前を空白の時は空白にする
=IF(D1=””,””,IF の複数条件を付け加えています。

条件が複数になったことで()の最後に )
を付け加えることを忘れずに注意ください。


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