エクセルで計算式使う場合に
計算するセルの範囲を指定しますが
標準設定ではセル番号で範囲指定します。
マウスで範囲を指定した場合は
自動的にその範囲がセル番号で入力されています。
エクセルのセルの範囲は
名前を付けることができるので、
上記で指定した範囲を後から
名前に変更する方法です。
指定した範囲を
自分が分かり易い名前に変えると、
後で確認する際に
指定している場所が
イメージし易くなるという利点があります。
セル番号と名前指定の
どちらが良いか個人差はあると思いますが
一度試してみてください。
なお、メニューがリボン表示に変わった
最新バージョンのエクセルでは
操作に違いがあるため説明を追加しました。
◆使い方
★まずは旧バージョンのエクセルでの方法です。
エクセルの
セルの範囲を指定して
作った式を後から
セルの範囲を名前に変更する方法です。
範囲を名前に変更しておくと
別のシートにあるデータの参照も楽になります。
1、名前に変更する範囲を
マウスでドラッグして指定します。
2、名前ボックスに、
その範囲の名前を入力します。
3、合計など結果を表示する
セル(式があるセル)をクリックします。
4、メニューの
「挿入」→
「名前」→
「引用」と進みます。
5、開いた画面に表示された
リストから名前ボックスに入力した
名前を選択します。
6、「OK」ボタンを押して完了です。
式のセルの範囲が名前に変わります。
★エクセルの最新バージョン2013以降では
名前の引用は名前の定義と変わっています。
次のように数式タブを開いたら
計算するセルの範囲を
マウスで指定します。
次に名前の定義をクリックします。
表示された新しい名前の
名前(N)に分かり易い名前を入力して
「OK」ボタンを押します。
次に計算式を入力したセル
(答えを表示するセル)を選択します。
数式バーに計算式が表示されます。
※この計算は合計を計算する
SUM関数の例です。
上の画面のように
計算式の()内にある
セルの範囲を
自分が付けた名前に書き換えます。
上の画面は金額と書き換えたサンプル画像です。