このページでは
エクセルに入力したデータに
同一の文字がある場合
その重複したデータを
見つけやすくするために
重複したデータのセルの背景に
色を付ける方法をお知らせしています。
新旧のエクセルのバージョンにより
操作方法が異なりますので
最新バージョン用の説明動画を追加しました。
最初に旧バージョンの
エクセルでの操作方法です。
エクセルの表のデータの中で
重複した名前などのデータを
簡単に見つけるための方法です。
重複したデータがある場合は、
セルの背景に色がつきます。
文字に色を付ける設定に変更することも可能。
1、重複をチェックする
列番号をクリックします。
この例では
「A」列をチェックするので
「A」をクリックして
「A」列を選択しました。
2、メニューの「書式」→
「条件付書式」をクリックします。
3、下のような「条件付書式の設定」画面が表示されます。
エクセルの書式設定
4、条件1の「▼」をクリックして、「数式が」に変更します。
5、その右の入力フォームへ
「=COUNTIF(A:A,A1)>1」と入力します。
入力式の意味
「=COUNTIF」→
この条件にあう結果を表示させる関数です。
「A:A」→重複チェックの
範囲がA列全てであると指定しています。
もしもB列なら、「B:B」と入力します。
「A1」→ 検索を始める範囲の最初のセル番号です。
もしもB1のセルが最初なら、
「B1」と入力します。
「>1」→ 同一のものが
2個以上あるかどうかの条件です。
※重複をチェックする列が違う場合は、
(A:A,A1)の範囲指定のみ変更します。
6、上記入力が終了しましたら、
「書式」ボタンをクリックします。
7、「セルの書式設定」画面の
「パターン」タブをクリックして
好みの色をクリックします。
この例では、薄い緑を選択しました。
8、色を選択したら、
「OK」ボタンをクリックし
「条件付書式の設定」画面の
「OK」ボタンもクリックすれば完了です。
下の図のように、
同一のデータのセルの
背景に設定した色が表示されます。
文字に色を表示する
設定に変更する場合は、
「書式」ボタンから設定する画面で
「パターン」タプを「色なし」に設定し、
「フォント」タブでフォントの色を選択設定してください。
エクセル2013以降での
最新バージョンの操作方法を動画にしました。
この動画はエクセル2016で作成しています。