このページでは
エクセルに入力した表のデータから
結果を色と文書で表示して
視覚的に即判断できるようにする方法を説明しています。
新旧のエクセルのバージョンに関係なく
基本的な操作方法は同じです。
画像と動画で説明をしています。
画像は旧エクセルですが、
動画はエクセル2016で作成しています。
◆説明
エクセルの売上表のデータの数値に
3つの条件をつけ、
その結果により色付の文字で表示したり、
メッセージを表示させる方法です。
例として条件を次のようにしてみました。
条件1
目標達成の基準値以上の数値 →「目標達成!!」(赤色)
条件2
目標より大きく下回る数値 → 「※!?※」(青色)
条件3
それ以外の数値 → 標準表示(標準色)
条件1の基準値 = 500
条件2の基準値 = 300
条件3の基準値 = 標準
複雑そうですが、
書式設定のみでできる設定なので簡単にできます。
1、まず、データが入った表を作成します。
既にある表を使うこともできます。
2、この設定を行うデータの範囲を選択します。
3、範囲を選択したら右クリックし、
表示されたツリーの中の
「セルの書式設定」をクリックします。
4、表示されたセルの書式設定画面の左窓にある
「分類」から「ユーザー定義」をクリックします。
5、その右側にある「種類」が表示されているフォーム
(最初は「G/標準」となっている)に、
直接次の文字を入力します。
※ 次の文字はコピーして貼り付けすると簡単です。
[赤][>=500]”目標達成!!”G/標準;[青][<=300]”※!?※”G/標準;G/標準
6、入力が完了したら、
この画面の「OK」ボタンをクリックして完了です。
数値に文字が追加されるため、
セルの幅が広くなりますので、ご注意ください。
表示させる文字を
使用する用途に合わせて変更してください。
例えば目標達成を合格に!
合格点を80などとするとテストの結果としても利用できます。
「目標達成!!」と「※!?※」を書き換えればOKです。
条件の基準値となる数値を変更してご使用ください。
エクセル2016で作成した動画説明です。
基本的には旧バージョンのエクセルと同じです。